2012/09/28

「3.11とアーティスト:進行形の記録」プレ企画 畠山直哉、小森はるか+瀬尾なつみトーク

水戸芸術館で10月13日より開催される企画展「3・11とアーティスト: 進行形の記録」のプレ企画としてアーツ千代田3331で行われた畠山直哉、小森はるか+瀬尾なつみトークを聞きに行った。
19:00開演に10分ほど遅れていったところ会場は既に満席立ち見状態で、我々が2011年3月11日以降抱え続けている東北大震災と福島第一原発の事故が変えてしまった『何事か』についての関心は決して衰えていないことを改めて感じた。

トークの内容についてはメモ書きを添付する。一番大事なことはここには書かれていないだろう。何と言ってもまだ僕は展示を見ていない。

今回のイベントでは「孫」と地元の人たちに呼ばれ自らも居を被災地に移し創作活動を続ける小森はるかと瀬尾なつみの若いアーティスト二人と、いわば巨匠である畠山直哉が自身の出身地であり、実家も津波により被災した陸前高田を毎月撮り続けている活動が水戸芸の企画の“サンプル”として選ばれたのであろう。
だがこの全く世代も背景も異なる二組の作家は各々のアクチュアルな態度でそのような美術館、あるいは展示、あるいは非常時におけるアート(の可能性)といったマスが共通項的に抱く疑問(あるいは興味もしくは好奇心)を見事に一刀両断に瓦解させた瞬間が白眉だった。





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